隠しテキストでもスパム行為とはならない正当な技術とは

検索エンジンが画像よりもテキストを好むことはすでに知られていますが、これを逆手にとってあくどいことを仕掛けるとスパム判定を下されます。

代表的なのが隠しテキストですね。
背景色が白なのにテキストカラーも白にして、キーワードを詰め込みまくるという手法ですが、今では古典的なスパムとして認識されているかもしれません。

隠しテキストに値するかどうかの議論の分かれ目になるのが、スタイルシートによる「display:none」によるテキストを非表示にして同じ意味を持つ画像に置き換える手法です。

これはGoogleも明言しているのですが、クローラーとユーザーが閲覧するコンテンツに相違が無い場合は、スパムにはならないとしています。
つまり、スタイルシートで「display:none」を指定したからといってスパムというわけではないのです。
あくまでもクローラーとユーザーに同一のコンテンツを見せるのならば、何も問題はないわけです。

ここで更なる疑問が沸くと思いますが、検索エンジンはテキストは読めても画像は読めません。
隠しテキストで無いとの判断はどうやって下すのでしょうか。

それは人が目視による判断でしか成し得ません。
検索エンジンが補えない部分は、人によって補うしかありませんので、目視によるものだと推測できます。