ウェブサイトのフッターでもユーザーの行動を喚起せよ

ウェブサイトの制作においては、必然的にトップバナーに注目が集まるわけですが、フッターは質素ですね。

これを人間に例えると、奇抜なヘアスタイルと上半身の衣装に対して、半ズボンの素足にはスリッパという姿を連想するのですが、いかがでしょうか。

スクロールしないと見られない場所であっても、ユーザーへのアクション喚起は出来るのです。

ユーザビリティにおけるフッターリンクはナビゲーションの利便性を指すのですが、ヘッダー部分のグローバルナビゲーションの派手さと比較すると、テキストリンクを整然と並べているだけの場合が、どうしても多くなりますね。

ウェブサイトは3秒で閲覧に値するかどうか判断されるということからすると、スクロールしないで見られる範囲を重点的にデザイン設計するのは理解できますが、ウェブサイトはコンテンツ全体のバランスも大切です。

スクロールするに従って、段々と関心が薄れていくような設計は避けなければなりません。
ターゲットユーザーがスクロールしたくなるコンテンツ設計とライティングのバランス感覚がなければ、ページ内を巡回するとは思えませんし、コンバージョンに結びつけるためには、ページ下部でクロージングの必要があるのです。

フッターは成約を逃したユーザーに再考させる余地を与えるスペースであるべきなのです。