以前、仕事で勤怠管理を担当していたことがありました。
勤怠管理といっても、ただ単にスタッフの出退勤をデータ管理するとか、給与計算をするとかそういう雑務的なことばかりではありません。
スタッフの遅刻や欠勤をなくするために、勤怠不良者に対して様々な対処をする、というお仕事がメインでした。
給与計算や有給管理なんかは、専用のソフトが自動で行ってくれるので、私達がやることと言えば微調整くらいのもの。
お金にかかわることなので、問題が発覚すると大変なことになりますが・・・まあ、そんなことはほとんどなかったです。
問題は、勤怠不良者に対する対処の方。
宙をつかむような仕事で本当に大変でした。
正直なところ、二度とやりたくないです。
友達なんかに話すと「勤怠不良者なんてそんなにいっぱいいるの?」と驚かれたりしました。
普通の会社だったら、そうそうない話ですよね。
でも、その会社は在籍人数が多くて、「一人くらいいなくてもなんとかなるだろう」という意識が働きやすい会社でした。
私も勤怠管理担当になるまではそう思っていたくらい。
なので、勤怠不良者に対してはヒアリングを行い、精神的問題がないか、体力的問題はどうか等、ひとりひとり記録を付けて上に報告しなければなりませんでした。
毎日何十人ものスタッフを相手に面談、書類作成。
ストレスは溜まるわ残業は増えるわで、こっちが休みたくなるぐらいでした。
今はその会社を退職して別のお仕事をしています。
勤怠管理の業務は本当に大変だったし、二度とやりたくない気持ちでいっぱいですが、あの業務を担当して良かったことがひとつだけあります。
それは、滅多なことでは遅刻や欠勤をしなくなったこと。
管理する側の大変さを知ったことで、仕事に対する考え方が変わりました。
今となっては、貴重な体験だったと言えますね。
勤怠管理ソフト
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