有形無実化の雰囲気さえあるトラックバックの功罪
今はもう有形無実化してしまったかのような雰囲気さえあるトラックバックの功罪について、改めて考えてみましょう。
トラックバックはまだニュースサイトでも利用されていますが、トラックバックはそもそもSEOの観点で被リンクを増やすために多用された時期もありましたが、そもそもは被リンク稼ぎのシステムではなかったはずです。
他人のブログの記事を引用した時や相手のブログテーマと自身の記事に関連があるなどにおいて、自分の記事を通知することが目的だったのです。
もちろん真面目にトラックバックするブロガーもいましたが、次第にブロガーの間でも考え方に乖離があり、被リンク稼ぎの手段にしたり、トラックバックツールによる無差別トラックバックを敢行するブロガーも出現し、次第にブログが荒れてきました。
この事態が重く見られ、トラックバックスパムによるペナルティが発動され始めたのです。
トラックバックについては、ブロガーのモラルに依存するシステムであったことが、荒れた最大の原因なのではないかと推測しています。
しかし、SEO対象ブログへリンクを貼るという作業の簡易さには目を見張るものがあり、相互リンク依頼を煩わしく思っていたブロガーにおいては、作業効率を格段に上げてくれるものだったのではないでしょうか。
ただし、外部へのリンクは他人の領域に踏み込むわけですから、仁義を通さないとダメですね。
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