スクロールしない範囲にアクションを促すコンテンツを

ウェブサイトは縦長であるにの対して、パソコンの画面は横長です。
テレビも横長になってきたせいか、ディスプレイも横長になってきましたね。

ウェブサイトのレイアウトも、昔と比較して、横幅が大きめになつて制作されていると思います。
Yahooのレイアウトが変わると追随するポータルサイトが続出しておもしろいものです。

ウェブサイトの訪問者は3秒でサイト内を閲覧するか、他のサイトに移るかを判断しているという情報がありますが、3秒って誰が検証したのかは問題ではなく、それぐらいじっくり見られることが少ない設計が多いという風に受け止めるべきなのかなあと思います。

ある情報を探すために、ユーザーは検索エンジンを利用するわけですが、検索したい情報をキーワードを入力して検索結果からいくつかのサイトをセレクトします。
スニペットに魅力的な文章があれば、そのサイトはクリックされるでしょうが、パッと見た瞬間に、欲しい情報が想定以下だと思ったら、次のサイトへ移動することは、当たり前と言えば当たり前ですね。

訪問者を離脱させないためには、1ページ1テーマとするコンテンツ設計と、スクロールせずに見える範囲に一番の情報を掲載することです。
そこで、滞在時間を引き伸ばせば、内容をじっくり見てもらえますので、ページ設計を再検討することも必要です。