ショッピングサイトで訪問者を逃さないサイト設計とは
アクゾンドットコムや楽天市場のように、一度サイト内に入ると、なかなか出て行きたくないと感じるサイトは、ページビューが恐ろしく多いと思います。
ページビューは訪問者ひとり当たりの数値に換算することが望ましいのですが、サイト内を巡回するには、設計のコツがありそうです。
ショッピングサイトを運営するWEB担当者は、スーパーやデパートをイメージして、サイト設計に役立てていると思います。
コンビニエンスストアも一見、適当に店舗レイアウトがなされているように見えますが、綿密な設計が施されていることに気付くでしょう。
コンビニエンスストアのほとんどが、出入り口から最も遠い場所に食品が置かれているはずです。
弁当やおにぎり、ドリンク類にスナック類は、利用者にとって便利が悪いと思える店の奥にありますね。
あれは、食欲という人間の基本的欲求を利用したものです。
お腹を満たすために、ある程度のリスク、つまり店の奥にあるという不便さが気にならないほど、食べ物への欲求は高いものであり、レジへ向かうまでのついで買いを見込んでいるのです。
雑誌は出入り口の横なのは雑誌の表紙を広告として活用するためであり、立ち読みが外から丸見えになることでお客が来ていることを演出し、さらには雑誌の万引き防止にも役立っています。