サイトリニューアルの前に現状の定量評価と定性評価を

サイトリニューアルはちょっとワクワクしますよね。
恐らくWEB担当者のひとつの腕の見せ所であり、存在感を示す格好のチャンスではないでしょうか。

サイトリニューアルでネットビジネスを軌道に乗せて、会社に貢献する姿勢は企業内WEB担当者の鏡です。
しかし、少しでも方向性がズレると、取り返しの付かないことになるのが、サイトリニューアルの負の特徴でもあるのです。

サイトリニューアルを推進する理由や目的は、企業によって様々だと思いますが、デザインつまり見た目の改善が中心となるなら、サイトリニューアルは即中止すべきです。
ウェブサイトデザインを制作業者に依頼しているのなら、中止の電話を入れてください。

上司の業務命令であるなど、どうしてもリニューアルを実施する必要があるというのなら、デザインはさておき、それ以外で問題があるかどうかを明確にしてからリニューアル業務に入りましょう。
具体的な方法としては、定量評価と定性評価を行います。

定量評価はアクセス解析から導き出されるデータなどで、定性評価は専門家の意見や利用頻度の高い人物へのアンケート調査なとが対象です。
評価項目には決まりごとはありませんのが、できるだけ多く出します。

そこには必ず気付かなかった問題点が潜んでいますので、それらの改善で業績貢献出来るのならば、リニューアルを敢行してもいいでしょう。