Wikipediaを利用したSEOの短期目線思考

Wikipediaというインターネット百科事典の関連リンクを利用したSEOの話です。

早い話が、所有サイトに関連するWikipediaのページにリンクを貼ってしまおうというセコイ魂胆の持ち主がいたわけです。
バックリンク目的で、片っ端から外部リンクという項目に掲載していくという手法です。

当然、おかしなページにリンクされていたりするわけですから、さっさと剥がされることになるのですが。

Wikipediaはアカウントさえ取れば、誰でも編集できるので、いとも簡単にバックリンクを得ることは出来るのですが、当然、監視されてるわけでして、あっさりとリンクを削除されてしまい、Wikipediaを利用したSEO効果は短命に終わっています。

Wikipediaサイドも頭に来たんでしょうね、SEO目的でのリンクの効果をなくすrel=”nofollow”タグをつけるようになりました。
現在では、本当の意味で、関連するウェブサイト以外にしかリンクは掲載されません。

こういった行動は、SEOだけを目的とした視野の狭い思考から発想されるものであり、本来のSEOの本質である長期的な検索上位表示によるアクセスの誘導ということから完全に逸脱する行為でもあります。
スパムとまではいきませんが、スパムチックな手法ですね。