売りやすい商品なんて世の中にはどれぐらいあるのか

ある商品を自ら販売する傍らで、手数料を払って他人に売ってもらう代理販売というスタイルがあります。

代理販売で思い浮かぶのは、保険ですね。
メーカーである保険会社が、保険販売の資格を有する個人や法人を審査し、代理店契約して初めて販売をお願いするようになっています。

でも、そんな面倒な審査が不要な世界もありますよね。

ウェブサイトを審査対象として、提携の判断を下すアフィリエイトの世界は、特殊と言えば特殊なんでしょうかね。

まあ、保険販売とアフィリエイトを同列に扱うのは無理がありますが、保険は一社専属であったり、乗り合いにはさらなる手続きや審査を要するにも関わらず、ボタンひとつで取り扱う商品を増やしたりできるアフィリエイトは、代理販売活動の参入ハードルとしては相当に低いですよね。

アフィリエイターを多く抱えることは、販売チャネルの多さを示しますから、アフィリエイターへ販売してもらう商品をプレゼンすることも、販売元としては重要な仕事だと思います。
が、販売元が自ら「売りやすい商品」という言い方をして、アフィリエイターにプレゼンすることに少々違和感を感じるのです。

売りやすい商品が、果たしてお客さんを満足させることになるのだろうかという疑問です。
アフィリエイターが売りやすい商品を提供するのではなく、お客さんが買いやすい商品をアフィリエイターにプレゼンするならわかるのですが。