もっと検索エンジンのことを知る努力をしよう
検索エンジンのことをどれほど知っているかを確認することは、SEOの作業をする上での実務遂行能力を計るバロメーターとなります。
検索エンジンは情報のデータベースですが、ウェブ上で競合するビジネスサイトの動向を見るための最も有効なツールです。
ライバルのウェブサイトの動向を追跡することで、自社サイトの戦略の見直しや戦術の再選択、SEOの強化など課題とその対策を打ち出すことが可能になります。
また、検索エンジンは常にランキングに注目が集まるわけですが、これはウェブサイトの仕上がりだけを見るのではなく、企業の市場での検索キーワード対策の到達度と考えると、自社の足りない部分や逆に優れている部分などが見えてきます。
必ずしも、ウェブサイトだけの仕上がりを検索ランキングで表していると考えるのではなく、技術力なりコンテンツの拡張なりをランキングを通して、見抜いていくことが大切です。
相手が新しいマーケットに打って出ることがあるのか、特定の分野で成長が見られたのかは、ウェブサイトを通じて読み取ることがWEB担当者の仕事でもありますね。
そして最後に、検索エンジンからのトラフィックについて書くことにします。
検索エンジンからのトラフィックの流入先はどこかなとせ、どういう目的で利用するのかを読みます。
単に広告効果の測定なのか、新しいビジネスコンテンツへ誘導しているのかなどで、企業の戦略が読み取れます。