アクセス数とアクセスの質はどちらがウェブサイトに重要か
ウェブサイトの運営では、アクセス数の多さと質の良さのどちらを重要視すべきかという議論が消えません。
理想的なのは、アクセスは数が多くて質の良いことがベストです。
ここで「質の良い」というもっともらしいけれども漠然とした言葉の定義付けの問題が出てきます。
質の良いアクセスとは、いったいどういうことなのでしょうか。
ビジネスサイトとパーソナルサイトでは、求めるユーザーが違いますよね。
質の良いアクセスとは、ターゲットユーザーが、ウェブサイトに訪問してくれることを指しています。
そうするとアクセス数についても認識を変えなければならなくなります。
月間1000アクセスと100アクセスでは、どちらが素晴らしいウェブサイトでしょうか?
答えはビジネスサイトについては「わからない」が正解です。
仮に、コンバージョンが共に20だったとしたら、コンバージョンレートは2%と20%で、10倍もの差があります。
コンバージョンレートに貢献するアクセスを多く集めることが、ビジネスサイトにとっては非常に大切であることがわかりますよね。
単純にアクセス数と質では、どちらを優先するか、という考え方は不毛であり、ウェブサイトによって相対的に評価を下さなければならないことが重要です。
パーソナルサイトでもスパム気味なコメントの割合が多ければ、アクセスの質の低下は免れません